嵐で挫折/ 2005年4月28日(木)
【グラニット・フィールド】
このグラニット・フィールドというところ、ひょっとしたら呪いがかかっているんじゃないのか?と思わせるようなアクシデントに毎回毎回襲われる。
前回は砂漠で迷い、
その前は砂嵐、
その前は砂嵐とパンク4回、
その前は朝露でビショビショ。
そして今回はというと、砂嵐&豪雨っていうとんでもない週末になってしまった。
明日はストームが来るんだよ…って、たまたま前夜にあった寄り合いで言われたけど、リーダーは“アメニモマケズ”のAくん。
もちろん、予定通りの出発だった。
午前中パラパラと降ってたものの、ランチタイムには晴れ間も覗いたし、食後の岩登りもして順調な滑り出しだった。
と、思ったところへ何故か急にベドウインのオヤジさんが数名、慌ててやって来て一生懸命何かを訴えているんだけど、アラビア語の分かる者がいない。
ま、いつも通りの挨拶さとやり過ごし、走り出したらいきなりのストーム!
「あれって雨?」と西方を指差すマヌケな私だが、ちょっと怖かったんだよ、実は。
そうしたら、砂嵐!!!
まるで映画で見たまんま、ごーっという感じで迫って来る。竜巻が横ロール状になって私たち目がけて転がって来ると言ったらいいのかな。
とにかく岩陰まで超速で飛ばして車を止めた。
ビュービューという風の音、車が左右に揺さぶられる…。
そして極めつけの雨、雷、稲妻。
温度計の数字がどんどん下がって行く。
ひぇ〜、今夜は冷えるぜ。ジャケットもセーターも持って来なかったよー。
しばらくその場に留まって様子を見るしかなかったが、小降りになったらもうポンチョなんか出して次の会報用写真のモデルになってるヤツがいる、って私のことさ。
でも、こんなレアな場面はまたとないし、せめて笑いを取って皆を楽しませないとね。
ビビってたって始まらないさ。
と、急にモヨオしてしまい、岩陰の岩陰へ行って致したのだけれど、嵐の中の放尿くらいひっちゃかめっちゃかになることもないものだわ。
これはゼッタイ、お勧めしません!
で、辺りが冠水してしまわないうちに幹線道路まで戻ろうということになり、幹線道路に戻ってもなかなか雨はやまない。
結局帰宅することになってしまった。
あんなに水びたしになってる砂漠を見るのは初めてだ。
こんなに地面がぬかるんでたらテントも張れないし、コッド(簡易ベッド)で寝る人は雨に濡れるし、残念だけどリーダーの判断は正しい。
夫はあくまでもキャンプするつもりらしかったけど、
「ひとりでやっとくれ! わたしゃあ帰るわ!」
と、私が叫ぶまでもなく、夫以外の全員一致で戻る事になったのだった。ヤレヤレ。
このグラニット・フィールドというところ、ひょっとしたら呪いがかかっているんじゃないのか?と思わせるようなアクシデントに毎回毎回襲われる。
前回は砂漠で迷い、
その前は砂嵐、
その前は砂嵐とパンク4回、
その前は朝露でビショビショ。
そして今回はというと、砂嵐&豪雨っていうとんでもない週末になってしまった。
明日はストームが来るんだよ…って、たまたま前夜にあった寄り合いで言われたけど、リーダーは“アメニモマケズ”のAくん。
もちろん、予定通りの出発だった。
午前中パラパラと降ってたものの、ランチタイムには晴れ間も覗いたし、食後の岩登りもして順調な滑り出しだった。
と、思ったところへ何故か急にベドウインのオヤジさんが数名、慌ててやって来て一生懸命何かを訴えているんだけど、アラビア語の分かる者がいない。
ま、いつも通りの挨拶さとやり過ごし、走り出したらいきなりのストーム!
「あれって雨?」と西方を指差すマヌケな私だが、ちょっと怖かったんだよ、実は。
そうしたら、砂嵐!!!
まるで映画で見たまんま、ごーっという感じで迫って来る。竜巻が横ロール状になって私たち目がけて転がって来ると言ったらいいのかな。
とにかく岩陰まで超速で飛ばして車を止めた。
ビュービューという風の音、車が左右に揺さぶられる…。
そして極めつけの雨、雷、稲妻。
温度計の数字がどんどん下がって行く。
ひぇ〜、今夜は冷えるぜ。ジャケットもセーターも持って来なかったよー。
しばらくその場に留まって様子を見るしかなかったが、小降りになったらもうポンチョなんか出して次の会報用写真のモデルになってるヤツがいる、って私のことさ。
でも、こんなレアな場面はまたとないし、せめて笑いを取って皆を楽しませないとね。
ビビってたって始まらないさ。
と、急にモヨオしてしまい、岩陰の岩陰へ行って致したのだけれど、嵐の中の放尿くらいひっちゃかめっちゃかになることもないものだわ。
これはゼッタイ、お勧めしません!
で、辺りが冠水してしまわないうちに幹線道路まで戻ろうということになり、幹線道路に戻ってもなかなか雨はやまない。
結局帰宅することになってしまった。
あんなに水びたしになってる砂漠を見るのは初めてだ。
こんなに地面がぬかるんでたらテントも張れないし、コッド(簡易ベッド)で寝る人は雨に濡れるし、残念だけどリーダーの判断は正しい。
夫はあくまでもキャンプするつもりらしかったけど、
「ひとりでやっとくれ! わたしゃあ帰るわ!」
と、私が叫ぶまでもなく、夫以外の全員一致で戻る事になったのだった。ヤレヤレ。
by maadienne
| 2005-04-29 20:59
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