Salut Alger 地中海の風に吹かれたい/猫と沙漠とアラブ馬 Roving in Saudi Arabia

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2007年 08月 26日 ( 2 )

猫の出国ビザ


犬や猫などのペットは、サウジ国外へ連れ出すのにそれなりの手続きが必要です。

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ウチは猫しかいないので、ワンちゃんや他の動物のことは分かりませんが、猫の詳細は以下の通り。

出発の3日前に獣医さんにて、健康診断書と予防接種証明書を書いてもらいます。
3日前というのが鍵ですね。
でも、狂犬病の予防接種などは、通常一年間有効なので、早めに準備していましょう。連れ出す先の国によっては、獣医さん発行の予防接種記録カードで事足りる場合もあります。
また、飼い主の詳細や血液検査の結果などまで記録されたマイクロチップを必要としている国もありますから要注意です。
その場合、リヤドの獣医さんはベルギーにある研究所へ動物の血液をクーリエで送って検査してもらっているそうです。血液採取してから結果を受け取るまで、少なくとも数週間は必要だと思われます。転勤が決まったら、早めにアクションを取るのが肝心ですね。
ウチの場合、約一週間前に、個体識別のための番号だけが記録されたマイクロチップを埋めてもらいました。太めのお注射をうつ感じです。小さい小さいカプセルが、愛子の首の後ろに入りました。

さて、健康診断書などの書類が準備できたら、出発日の前日にサウジ政府の当該事務所に行きます。
以前は、ミニストリーオブアグリカルチャー(農業省)にての手続きだったそうですが、今年から変わったようで、鉄道のリヤド駅に併設されている港湾事務所に行きました。
内陸のリヤドになんで港湾事務所?と思いますが、英語でちゃんと「リヤドドライポートオーソリティー」との看板が出ています。

持って行く書類は;
 ・猫の写真(全身)4枚
 ・健康診断書(要性別。マイクロチップ番号記載のこと)
 ・予防接種証明書
 ・飼い主のパスポートのコピー(顔写真のページ)
 ・フライトインフォメーション(飛行機切符のコピーなど)

猫の写真は、フラッシュメモリーに記録させて、DQの写真屋さんに持って行ったら、5分でプリントしてくれました。人間のパスポート用写真と同じサイズのものです。成猫、成犬になったら、日頃から全身写真を用意しておくと慌てずに済みます。
他には、念のために私のパスポートと飛行機の切符を持参しました。
手続きは無料です。
港湾事務所は女人禁制ですので、必ずドライバーさんや会社の人、ご主人など男性に行ってもらいましょう。当該動物も事務所まで連れて行く決まりになったそうです。

これらの情報は、またいつ変更になるかもしれません。
日頃から獣医さんとは仲良くし、また動物を飼っていてサウジから転勤となる人が近くにいたら、詳細を聞いておくのが良いでしょう。
下の写真、真ん中の写真付き書類は、港湾事務所からもらったものです。出発当日はこの書類を含め、全てを持って空港へ行きます。

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by maadienne | 2007-08-26 20:48 | Oh My Cat!

尻切れとんぼ的、本当に本当の最後の旅/ 2007年8月24日(金)


【フレイミラ】

沙漠へはもう行かないと思っていたのに、前日のディナーでいきなり決めてしまった最後の旅。
どこへ行くのかと思ったら、フレイミラへ化石探しだって。
どうせなら、サウジで初めて行ったワーディニサへ行けば良いのに…と思ったけど、決めたのは夫だし。
本日は5台8人。新旧プラドが3台、日産サファリ君、陸ロバ君。
ハマー君は出国準備がやっと整い、もうお砂が付かないようにお留守番。憧れの2007年型プラド君をレンタルした。

8時半にDQスタバへ集合、朝食を取りつつおしゃべりに花が咲く。
このスタバ、リヤドで唯一男女混合で座れる店だったのに、急にシングルオンリー(男性専用)になっている。仕方がないので、私は車の助手席でシナモンロールの朝ご飯。

メッカハイウエイを西へひた走り、チェックポイントを抜けた最初のエキジットでダルマ方面へ向かう。

ツキノモノのためにしんどいのに。勘弁してくれよ…と思うのだが、そんなことはこれっぽっちも猶予してくれないのがオフローダー。来なければ良かったかも。

最初のストップは、石が不自然に積み上げられた場所。
これは壁か?と思うような長さ。遠くにタイタニックロックが見える。
なぜか皆、化石拾いに夢中になってるけど、化石の谷はここではないんですけどお…。

次はやっと、化石のワーディ。
思えば、谷を抜けられないかなあと思って、何気に入って行ったワーディで化石がいっぱいあるのを見つけたというフレイミラ。去年の今頃は、キツネを追いかけたんだっけ。帰り道では夕立にあったし、かなり異常気象な夏だった。

私は皆より一足先にワーディの奥まで行き着いて、速攻で折り返し。
どーして今日は皆、そんなにゆっくりなんだろうかと思う。
最近のリヤドは、昼間もそんなに暑くないと思っていたけど、さすがに今日は暑い。木陰で休憩していても、暑い…。

ようやく皆が戻って来たと思ったら、いきなりガジーボを広げる陸ロバオーナー。
木陰へ移動すると思ったのに、化石の谷でランチするのは初めてだ。

あれこれおしゃべりしながら食べつつ、私は気もそぞろ。
もういつものオフロードグッズは何もなく、スタバのサンドイッチに箱入りジュース。
お手拭きも、ゴミの袋もなく、せっかく凍らせてあったカプリソーネは冷凍庫に入ったまま…。
意味ないぢゃーん! 
私が転勤後の話を始めようとしたら、風がすーっと吹いて、ガジーボが飛んでしまいそうだった。それって、もうランチタイムはおしまいにして、出発しなさいってことだったんだろうか。

さてお次は、ターキッシュフォート。
小高い丘の上に、石の建物が見える。その西側の谷には、日干しレンガの家。
もうかなり朽ちているのだが、井戸もあるし、風を抜けさせる煙突もあって面白い。
そして、東側には、これまた日干しレンガの家が。こちらはまだ状態が良いだけに、ひょっとしたら人が住んでいそうな雰囲気だ。
前回は、パキスタンだかバングラデシュだかの人が出て来て、一緒にグループフォトを撮ったんだよね。
今回はそんな飛び入りはないけれど、やっぱりフォート前にてグループ写真撮影。

さてさて、もう家路につこうかと走り出す。
ターキッシュフォートからターマック迄って、こんなに近かったか?と思うほど近い。
今日はGPSも地図も持たずに来てしまったけど、別にそんなモノは要らないくらい何度も来ているのに気づく。

舗装道路に辿り着いたら、いつも通りにさよなら。
車が走り出した瞬間、夫は泣きそうだから早く逃げようと言う。
そう言われて、もう二度とこの人たちと沙漠へ出ることもないんだと思うと、急に切なくなってしまった。
「じゃ、また来週末!」とは言えないのだ。

行き残した場所がまだたくさんあるのに、もう行けないんだよね。
さよなら、皆。
そして、ありがとう!
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by maadienne | 2007-08-26 09:44 | Hijaze-vous?

2003~2007年サウジアラビア生活体験日記と沙漠の旅ログ& 2012年~アルジェリア幽閉生活徒然日記


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